詩吟の日 ― 2020/07/04 19:59
今日は詩吟練習日。
毎週だから、すぐやってくる。
喉をしっかり鍛えていく日は悠々としているが、
そうでない日はヒコヒコ。順番に詠うのも自信なし、
ということになる。まあ仕方なしといつも思っているが・・・。
身からの錆だ。
今日も「春廉雨窓」の練習と
他に「暮坂峠」(群馬県・若山牧水作)紀行文だ
一度読んでみてください。
これに節をつけて詠うのです。(写真はネット)
枯野の旅 若山牧水
乾きたる
落葉のなかに栗の實を
濕りたる
朽葉(くちば)がしたに橡(とち)の實を
とりどりに
拾ふともなく拾ひもちて
今日の山路を越えて來ぬ
長かりしけふの山路
樂しかりしけふの山路
殘りたる紅葉は照りて
餌に餓うる鷹もぞ啼きし
上野(かみつけ)の草津の湯より
澤渡(さわたり)の湯に越ゆる路
名も寂し暮坂峠
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