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棒の如きもの2018/12/31 12:41

そこで・・・

「去年今年貫く棒の如きもの」(虚子の句)

誰でも知っている?句ですが、このことについてコラムに出ていたので紹介します。「この句は昭和25年の暮れ、翌新春用につくった吟である。『つらぬく棒』という語調の強さが耳にひびく。川端康成が、鎌倉駅の構内にこの句が掲げられているの見て、随筆で絶賛したため、一躍有名になった。」

「去年今年を詠んだ名句はあるが『棒の如きもの』を超える名句はない。」

「つらぬく棒」を禅的な観念とすると理屈っぽく俳味に欠ける。それでは棒とは何か。「虚子は便秘だったと察する。糞づまりでなかなか出なかったウンコが、ゴ-ンと鳴る除夜の鐘にあわせて、するするっと棒のように出たのだ。おめでとうございます。」

「   」内は識者のコラム内容。


大晦日2018/12/31 22:21

31日、本年最終日。暖かいお正月を迎えようとしています。紅白を見ながらこれを打っています。何もかも「平成最後」とつけて盛り上がっています。季節もどんどん移り変わっていますが、よく考えると時代も同じで変わって行ってるんだと思います。年齢も重ねていきますし。世の中のものすべて移り変わっていくのです。変わらないものって何だ。


季節はまだ仲冬です

二十四節季は冬至のまま

七十二侯は六十六侯に変わる

         「雪下出麦」(ゆきわたりてむぎいずる)