読書の秋 ― 2018/10/02 11:15
読書の秋ですよ。読書の嫌な人はいませんか。人生を楽しく豊かにしてくれるものですね。今読み終えた本「悪玉伝」(朝井まかて著・角川e文庫)です。この著者の小説、全体の構成がよく練られていて、読み進めるとだんだん深まっていく手口が巧みです。また人物像の設定も面白く、読んでいると自分もそこに入っていくように感じます。
「悪玉伝」は大阪の大商家の跡目相続の話が中心です。それがやがて、江戸幕府(吉宗、大岡越前の時代)大疑獄事件にまで発展していきます。スケ-ルの大きな展開です。中でも、牢内の描写は初めて知ることばかりで圧巻です。この著者、植物(園芸、草花等
)を巧みに取り入れているのが素晴らしいです。小説の中に園芸を取り入れた作品がたくさんあります。
季節は ― 2018/10/03 07:39
秋晴れ ― 2018/10/03 10:28
失敗 ― 2018/10/06 21:30
今日のこと ― 2018/10/07 12:53
季節 ― 2018/10/07 22:26
詩吟 ― 2018/10/08 12:21
CS2年ぶり ― 2018/10/09 23:16
文藝春秋 ― 2018/10/11 15:27
文藝春秋 ― 2018/10/12 00:14
文藝春秋11月号がきた。ご存知、分厚い雑誌ですが私の読むところはそんなたくさん無い。が、楽しみにしている。読む順番を決めている。
1 蓋棺録
このコラム、亡くなった著名人のその生涯の概略が逆境の時代も含めてよくまとめられていて、その人を思い出すのにとてもいい。今回は、ちびまる子ちゃんのさくらももこ、アベノミクスに反対を唱え続けた経済学者の石弘光、それに、琵琶奏者上原まりの3人を読んだ。
2 人声天語 この欄は坪内祐三が執筆している。今回は「大露羅(オーロラ)をけっして忘れない」だ。ロシア出身で小錦を超える巨漢力士が最近までいた。北の湖の付け人、真面目で礼儀正しい力士だったそうだ。北の湖の定年まで頑張ると言っていたらしい。そこで定年の年に角界を去った。
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